EVM(Earned Value Management)

導入

EVMとは、プロジェクトマネジメントにおいて進捗状況の把握・管理を行う手法の一つ。作業の到達度を金銭などの価値に換算したEV(Earned Value:アーンドバリュー、出来高)という概念で把握する。


プロジェクトコストをコントロールすることは利益をコントロールすることにも直結し、その重要性は容易に理解できます。ところが、スコープ、スケジュール、品質はプロジェクトで把握されているにもかかわらず、コストは「予算」という全く別世界で把握されているのが、多くのプロジェクト管理の現状です。

しかし、プロジェクトでコストをマネジメントする重要性も、徐々に理解が進んでいます。アーンド・バリュー・マネジメント(以下ではEVMと記載します)は、成果物などを全部コスト換算して分析することで、現在の進捗状況や将来の問題を察知するプロジェクト管理の手法です。この記事では、「EVMを活用したプロジェクト管理の方法」について解説します。


evmと聞くと、何だか難しく取っ付きにくい印象があります。しかし、もしもあなたがプロジェクトのリーダーならば、evmを知ることでプロジェクト管理に生かすことができます。この記事では、evmの意味やアーンドバリューの概念について解説し、evm手法について分かりやすく説明します。

「evmと言われても、何のことだかさっぱり分からない」という人も多いでしょう。英字だと難しい印象を受けますが、意味を知ると簡単に理解できます。まずはevmとは何か勉強しましょう。


第十回目のテーマは「EVM」です。用語にアルファベットが多く馴染みにくい印象があります。しかし、使いこなせば大変に役立つものです。Earned Value ManagementのEarnedが日本人には発音し難いせいか、「EVM(イーブイエム)」と発音されている方も多いようです。(以下本書でもEVMと省略します。)

プロジェクトマネジメントにおいて,EVMが導入されるようになった経緯を説明します。1967年に米国防総省の調達規則の一部として制定されたものが元となっています。つまり、軍事関連の規則として作られました。その後、国家的プロジェクトのパフォーマンス改善を目的に何度か見直され、発展してきました。

最終的には国家的なプロジェクトのパフォーマンス測定のメジャメントになりました。そのメジャメントとは、プロジェクトの進捗管理の指標は時間という単位ではなくコストを単位としました。


プロジェクト管理を行う際、現状が計画通りなのか、このままの進行で問題はないのかを把握することが必要となります。

EVMという手法を使うことで、プロジェクトの進捗を客観的に把握することが可能となり、現在の進捗と当初計画の乖離がわかりやすく、また将来への問題を察知しやすくなります。今回は、EVMとは何かを解説していきます。


プロジェクト管理のやり方だよ

すべてをコスト換算して管理するよ

作業の進み具合と実際にかかったコストを分析できるよ

「EVM」と表現された場合は「Earned Value Management」の略だよ


情報システムの開発プロジェクトでは、納期遅れや予算超過が多く発生します。それを早期に発見して適切な対策を講じることが必要ですが、その管理手法としてEVM(Earned Value Management)が注目されています。






とは

まずWBSなどを用いてプロジェクト全体を細かい工程に分割し、各工程にかかる予算コストを見積もって、これをスケジュールに沿って積算した計画値(PV:Planned Value)を用意する。プロジェクト開始後、ある時点までに完了した工程の予算コストの合計が出来高(EV:Earned Value)で、これとその時点のPVとの差が計画と実際のスケジュール差異(SV:Schedule Variance)を表す。また、その時点までに投入した実コストの積算値(AC:Actual Cost)も算出し、これとPVとの差が計画と実際のコスト差異(CV:Cost Variance)を表す。

現在までのコスト、スケジュール両面の進捗状況を統一的な尺度で把握することができ、また、ある時点での計画とのズレの大きさから、完成までの総時間、総コストを予測することもできる。

1960年代に米軍で考案された手法で、アメリカ政府では一定額以上の入札に関して事業者にEVMに対応することを義務付けている。プロジェクトマネジメントの標準的な手法をまとめたPMBOKでも進捗管理の基本的な方法論として紹介されている。


まず、EVMの概要を紹介します。
EVMは「Earned Value Management」の略で、作業工程や成果物などを全部コスト換算して、それに対する「計画(予算)」「実績(成果をコスト換算したもの)」「実際に消費したコスト」を比べることで、「どれくらい進んだか」「いくら、かかったか」などを把握する手法です。これらの分析を通じて、現在の進捗状況や将来の問題を察知するプロジェクト管理の手法のひとつです。

EVMは、1967年に米国防総省の調達規則の一部として制定されたものが元となっています。その後、国家的プロジェクトのパフォーマンス改善を目的に何度か見直され、発展してきました。最終的には国家的なプロジェクトのパフォーマンス測定のメジャメントになりました。EVMでは、プロジェクトの進捗管理の指標は「時間」という単位ではなく「コスト」を単位としました。
日本においても、経済産業省がEVMのガイドラインを策定しているなどの動きがあります。政府の調達案件では、「EVMの技法」による管理を行うことを受注の条件とすることも検討されていると言われます。


evmとはEarned Value Management(アーンドバリューマネジメント)の略称です。プロジェクトを「何時間かかるか」という時間ではなく、「人件費や労力はいくらか」というコストで進捗管理する手法です。プロジェクト管理を行うプロジェクトリーダーにとっては必要な知識で、プロジェクトマネジメントにおいて進捗管理を行う手法の一つです。目標への到達度を金銭といった価値に変換したEV(Earned Value:アーンドバリュー・出来高)という概念で考えます。

evmはプロジェクトが計画通りにスムーズに進行しているかを期間ごとの計画値(PV)や出来高(EV)、実績値(AC)を積み上げ折れ線グラフ表示にして管理します。計画値と出来高や実績値を比べることが大切で、スケジュールの進捗具合やコストのかかり具合が把握できます。


EVMはEarned Value Management(アーンド・バリュー・マネージメント)の頭文字を使用した略語で、一般的にEVM(イーブイエム)と呼ばれます。2003年に経済産業省が「EVM活用型プロジェクトマネジメント導入ガイドライン」を公開したことにより、一般企業においてもプロジェクト管理を体系化するために取り入れられることが多くなりました。

PM(プロジェクトマネージャー)はメンバーから「進捗は問題なく進んでいます」、「この作業はうまくいってます」や、「思ったより作業量が多くて少し遅れています」などの報告を受けますが、このような主観的な報告では正しい進捗管理ができないばかりか、人数の多いプロジェクトだと俯瞰して把握することが難しくなります。なぜ難しいのかというと進捗を測る客観的な単位が存在しないからです。

プロジェクトが計画通りに進んでいるのかをより正確に、定量的に把握するため(1)計画値(PV)、(2)進捗(EV)、(3)実コスト(AC) の3つの数値を使い、グラフで示すことで可視化し、スケジュールやコストが計画通りに進んでいるかが把握しやすくします。

またEVMは現状の把握と共に、このままの進捗で進んでいくとどうなるのかの将来予測が容易に分析出来るのも特長です。


プロジェクトのコストに限らず、組織におけるコストにおいても管理すべきものは計画と実績のコストである。つまり、予算に対して実際にいくら使ったのか、あと使えるお金はいくら残っているのかを知ることがコストマネジメントの基本であった。しかし、予算と実績だけでコストマネジメントは十分なのであろうか。ここでは、どの企業でも行われている古典的コストマネジメントとプロジェクトにおいて活用されるEVMによるコストマネジメントの違いについて説明する。

下図の左側は古典的コストマネジメントの考え方を示している。5ケ月で3,000万円の予算を持ったプロジェクトのコストを古典的な手法でマネジメントするとどうなるであろうか。1月が終わった段階での状況を見てみることにする。 この時点では、計画の消費予算500万円に対して実績をみると450万円となっており、計画予算に対して実績はそれほど使わなかったことがわかる。つまり50万円ほど予算は少なく消費されており、計画に比べ予算に50万円ほど余裕がありそうだという状況が、この2つの情報によってもたらされることになる。

img_20.png

一方、図の右側を見てみる。ここで、古典的コストマネジメントに対して新たに1つの情報が加わっている。出来高(Earned Value)情報である。

出来高とは、実際に出来たものの価値を示すもので、計画予算に対して獲得できた価値がどれだけあるのかを示すものである。出来高の計測の方法はさまざまあるが、この例の場合では500万円の作業が80%完了したとして(通常は、作業の物量などをもとに計測する)、500万円の80%に相当する400万円分の作業が完了したということで、出来高は400万円と算出される。

この出来高の情報が手に入ることによって、プロジェクトの見え方が大きく変わることになる。先ず計画予算と出来高を比べてみる。計画予算が500万円ということは、計画では1月末時点では500万円分の作業が完了する予定であったことを意味し、それに対して出来高が400万円であるということは、100万円分の作業が未完了でプロジェクトが100万円分遅れているということになる。つまり、プロジェクトは予定より遅れており、このまま行けば納期が遅れる可能性があることを、この2つの情報によって得ることになる。次に、実績コストと出来高を比べてみる。出来高は400万円であったが、400万円の出来高を獲得するために費やしたお金は450万円であったという結果になっている。つまり、400万円では出来ずに、450万円必要だったことが示されており、この調子でいくとプロジェックトの予算は足らず、コスト超過の可能性があることを、この2つの情報によって得られることになる。

このように、先ほどの古典的なコストマネジメントでは、予算が余りそうだという情報であったものが、EVMの手法でみると納期は遅れそうだし、予算も超過しそうだという情報に変わってしまう。これは大きな差である。マネジメントを突き詰めていけば、重要なことはただ1つで、いかに早い段階で正しい行動を取れるかということに突き当たる。しかし、古典的なコストマネジメントから得られる情報では、正しい行動を起こすための情報が手に入らず、正しい行動を早くとるには至らない。
一方で、EVMから来る情報は、納期および予算ともに危うくなっているという情報が早めに手に入ることで、マネジメントの行動を促すことになる。これはとても重要なことで、早く問題に気づき、手遅れになる前に早く対応策を講じることでプロジェクト失敗の危険性を回避することができる。
EVMは、マネジメントに早く問題点を示し、早めのアクションを起こさせるツールであり、コストマネジメメントを行うには不可欠のものであるといえる。


アーンド・バリュー・マネジメント: Earned Value Management, EVM)とは、予算および予定の観点からプロジェクトがどのように遂行されつつあるかを定量的に評価し、コスト効率と進捗率を一度に把握するためのプロジェクト管理の技法である。


アーンド・バリュー・マネジメント (EVM)(英:earned value management)とは

プロジェクト管理の手法のひとつ
であり

成果物とかも全部コスト換算して「どれくらい進んだ?」と「いくら、かかった?」を分析することで、状況を判断したりするやり方
です。


プロジェクトの時間と費用の管理を行う際に、図のようなトレンドチャートを作成することは基本的なことです。時間とともにかかるであろう費用のグラフをプロットしておき、マイルストーンに達するたびに実績をプロットして、計画と実績の差異を明確にします。





H2候補

  • EV (Earned Value:出来高)
  • PV (Planned Value:計画価値)
  • AC (Actual Cost:実コスト)
  • SV (Schedule Variance:スケジュール差異)
  • CV (Cost Variance:コスト差異)
  • 2. EVMを構成している要素は何か
  • 3. EVMの活用で進捗具合を把握
  • 4. 出来高(アーンドバリュー)情報の把握
  • 5. プロジェクト管理ツールの選び方
  • 6. おすすめのプロジェクト管理ツール4選
  • アーンドバリューの概念
  • evmがプロジェクト管理に有効な理由
  • evm手法の考え方を知ろう
  • 進捗管理の単位を時間ではなくコストにするとどうなる?
  • アーンドバリュー分析の考え方
  • 基本となる5つの指標を知ろう
  • EVとは出来高のこと
  • PVとは計画価値のこと
  • ACとは実コストのこと
  • SVとはスケジュール差異のこと
  • CVとはコスト差異のこと
  • プロジェクト管理をするならevmを知ろう
  • 単位をコストで進捗管理すると…
  • 基本となる4つの指標
  • EVMを構成している要素は何か
  • そのほかの指標 – CPIとSPI
  • EVMの活用で進捗具合を把握
  • EVM手法の考え方
  • EVMの見方
  • コスト予測
  • EVMの目的
  • 予測の方法

まとめ

※ このページは現在準備中です。記述内容は、以下の参考リンクより抜粋したものです。

参考

  • https://e-words.jp/w/EVM.html#:~:text=EVM%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%A6%82%E5%BF%B5%E3%81%A7%E6%8A%8A%E6%8F%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82
  • https://www.innopm.com/blog/evm-project
  • https://backlog.com/ja/blog/what-is-evm/
  • https://products.sint.co.jp/obpm/blog/serial/serial10.html
  • https://timekrei.tenda.co.jp/column/whatis_evm/
  • https://www.mss.co.jp/technology/report/pdf/17-06.pdf
  • https://www.innovationmanagement.co.jp/column/no17/
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
  • https://wa3.i-3-i.info/word16508.html
  • http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/std-evm/index.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です